東北シミュレーション医学医療教育研究会の趣旨と入会のお願い
2011年の東日本大震災により東北地区は甚大な被害を受けましたが、東北の各大学は、医学教育の復興と充実を目指して日々邁進してきました。東北地区は、震災以前より医療人の不足に悩んでおりましたが、これに加えて震災による風評被害等の諸問題により、状況は更に悪化しておりました。このような状況下で、東北全体の医療の未来を充実させるために何らかの寄与ができないかと考え、医学教育とシミュレーション・センターの運営に携わっていた東北大学の金塚完、加賀谷豊、秋田大学の長谷川仁志、福島県立医科大学の石川和信が発起人となり、2013年の春に本研究会を立ち上げました。私達はこの研究会を通じて皆様と一緒に、東北全体の医療人教育の充実のために以下を目標として活動していきたいと考えています。 1)シミュレーション教育等、医学・看護学教育に関する情報の共用と普及 2)シミュレーション教育及び医学・看護学教育に関連する施設の情報の共有 3)新しいシミュレーション医学・看護学教育の開発と検証 4)シミュレーション教育等、医療人教育の充実を目指したネットワークの形成 この様な活動にご賛同を頂けましたら、是非、この研究会にご参加いただき、東北地区の医療と医学教育の未来を充実させるために、一致して努力していきたいと考えております。皆様のご参加を心からお待ちしております。
研究会世話人:(以下、五十音順) 特定医療法人舟山病院、福島学院大学 特任教授 石川 和信 東北文化学園大学 学長 加賀谷 豊 福島県立医科大学 会津医療センター 教授 斎藤 拓朗 秋田大学大学院医学系研究科 医学教育学講座 教授 長谷川 仁志 弘前医療福祉大学 保健学部看護学科 副学科長・教授 福岡 裕美子 山形県立保健医療大学 学長 上月 正博